「ブランディング」と聞くと、どんなイメージがありますか?
洗練されたロゴ、統一されたトーン、見栄えのいいデザイン…もちろんそれも大切。
でも本質的なブランディングは、もっと内側から始まるものです。
それは、あなた自身の「らしさ」。
つまり、あなたが大切にしている価値観、生き方、仕事へのスタンス。そこに、じわじわと共鳴して
「この人と仕事がしたい」「この人から買いたい」と感じるファンが生まれる。それが、スモールビジネスにおける最強のブランド資産です。
長年仕事をしていると、自分にとって自然なやり方や考え方があると思います。
「え?そんなの普通じゃないの?」と感じるようなこと。 よく言うのですが、左手でも出来ること。
得意なことは、当たり前で、簡単だから気づきにくいのですが、それこそが他の人にとっては“価値”だったりするのです。
例えば、あなたが「人の良いところを、心から、素敵ーーと声をかけるのは、当たり前」だとしたら、これまであまり褒められずに、自信のなかったクライアントさんにとって、自分を見直し、好きになるきっかけになるかもしれません。
自分にとっての「当たり前」に目を向け、それをちゃんと言語化して伝えていったり、行動して続けていく。これが、あなたのブランディングの第一歩になるのです。
クライアントやお客さまは、提供する商品やサービスそのものだけでなく、提供する“あなた自身”を見ています。
「この人、なんか好き」「なんか信用できる」って感じた経験、ありませんか?
その“なんか”の正体は、「一貫性」。 発信内容、サービスの在り方、普段の言動に一本筋が通っている人は、信頼されます。
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」にクライアントの女将さんが取り上げられた時、アメリカの仕事に同行したことがあります。その時に聞いた話ですが、ここで出演依頼をする方は、20人くらいに、その方の話を聞いても、差がないこと。同じように捉えられていることが基準のひとつ。
つまり、自分の「らしさ」を貫き、日常から to be good で在ること。結果的に、必要とされ、“売れる”にもつながっていくのです。
SNSや発信で「どう見せたらよいか」に悩む人も多いですが、無理に飾る必要はありません。 むしろ、素の自分のスタンスや考え方に共感してもらえた方が、ずっと長く深い関係性を築けます。
完璧じゃなくていい。むしろ、迷いや葛藤を含めて正直に出せる人のほうが「共感」得るようです。
スモールビジネスにおける最強のブランディングとは、 広く発信することでも派手な演出でもなく、
「自分らしさを、信じていることを丁寧に言語化し、伝え続けること」。
あなたの仕事の背景にある想いや、大切にしている価値観。 それこそが、唯一無二のブランド資産です。
まずは、あなたの核にあるものを見つけ、あなたがやってきたことを耕し、あなたらしい花を咲かせること。その花に喜んで集まってくる蝶は、あなたの大切なクライアントさん、そして、人生の仲間になるのです。

