ウルルで1番楽しみにしていたものは、キャンセルだった。それは、新月に合わせて半年前から予約していたアストロツアー。天の川を背中に写真まで撮る夢まで見たのに、稀な天候の雨でなくなり返金された。起きていることは最善。
なんか別のいいことあるはずだよね。
そして、早朝から予定満タンの3日目の夜、これまた海外に住む2人の友人から勧められた夜空の下でのディナー。
ウルルに夕陽が映るサンセットを鑑賞していると、まだ紫色の夜空に、薄い薄い月が見えた。
キングスキャニオンのトレッキングの時に気づいたんだけれど、本当に南半球だ。樹木の幹や枝の巻き方は、日本とは反対周り。トイレの水もね。

そして、新月の時には気づかなかったけど、三日月も、向きが反対。右を向いていた。新月なら星がよく見えるはずだと思っていけれど、この見慣れない美しい細い月は見えなかったね。やっぱり、Beyond Wonder. 起きていることを信じれば、期待以上だ。
美味しい食事をいただきながら、星空観察の前に、草原の真っ只中でライトを消して、静寂を感じる時間がある。
シーーーーン。

自分の肌までが、ぴたーっと暗闇に包まれ、星だけが輝き、宇宙の真ん中に包まれる。きっと昔の人は、毎晩毎晩、
宇宙と繋がっていたのね。ケニアのサファリでも感じたけど、ほんとーーに、私はちっぽけな存在で多少のことが起きても、全然問題ない。オールオッケーなんだよね。
街の真ん中で、やることに追われていると、こんなシンプルで大事なことを忘れる。だから、強制的にそれを離れて旅に出るのはバランスを取るためにも大切だ。仕事も大好きだから。
右と左、集中とリラックス、驚きと静寂。当り前という呪縛と当り前に在るという感謝。また、細胞が喜んだ。

